東京都内 宝石店:ショーケース
『5軸×3D×職人』をビジネスモデルとして構え、
仕事として初めて受注したアート什器です。
意匠設計に対し、アーティストリーのものづくり視点を掛け合わせ、
デザイナー様の理想を追求しました。
3Dデータ自社でパーツ分解
今回の案件は3Dデータを預かり、そのデータをベースに、
家具部分と3D加工部分に自社でパーツ分解しました。
削り出し部分を滑らかに再編集
ポリゴンデータだった削り出し部分を滑らかに再編集し、5軸CNC加工時のコストダウンに繋げました。
同じ形状がなく、手間のかかる仕事にも対応できることがアーティストリーの強みでもあります。
パーツを加工
パーツ分解したデータ全ての加工プログラムを組み、
1パーツずつ加工を行っていきます。
積層は重量が大きいため内側はくり抜くなどの工夫しています。
職人の手に渡り、組み立て作業へ
加工された部材は職人の手に渡り、組み立て作業に移ります。
今回は接着剤を塗った各パーツをプレスで圧着し、
特に強度が必要な箇所はさらに、ビス固定しています。
全てのパーツを積層した後、職人が手仕上げ
全てのパーツを積層した後も、職人が手仕上げをします。
今回は山肌を表現したアート什器だったため、デザイナー様の仕上がりイメージを共有し、最終的な表現を施しました。
実際に工場に足を運んでいただき、細部の調節、特にこだわりたい表現を共有しました。
塗装や運搬する際の治具の制作なども対応
ここでアーティストリーの手からは離れましたが、塗装や運搬する際の治具の制作なども対応します。
その後、塗装業者、金物業者を介し現場納品されました。
家具から建築まで、木製品・部材の加工、承ります。
加工、設計、相談も受け付けています。ぜひお問い合わせください。