組紐KOBE：円相サウナ
組紐 KOBE
昭和時代に増改築された古民家と当時の日本屈指の作庭師、斉藤勝雄が手掛けた日本庭園を一棟貸しできる施設
日本庭園✖パエリア✖サウナがコンセプトでゆったりとした心休まる時間が流れる至福の体験が可能
日本庭園を眺めながらととのう、唯一無二の貸し切りサウナ
神戸六甲山系の地下水からくみ上げた柔らかいかけ流しの水風呂
円相サウナ
施主様の要望によりアーティストリーがデザイン設計、造作の製作、設置まで行いました。
元々は蔵として使われていた場所を改装し、サウナを製作しました。
組紐KOBE コメント
オーナー植月孝明氏
アーティストリー大西さんとの出会いは、私が脱サラ（起業）を考えていた2年前になります。
事業コンセプトを日本庭園✖パエリア✖サウナにする、という事は決めていたのですが、日本庭園は斉藤勝雄という日本を代表する方が作った庭、パエリアも世界で活躍する結城優シェフから学んだというレベルだったので、サウナの改修を依頼する人は、広いサウナの知識があり、且つモノづくりに真摯に向き合い、そして何よりサウナ愛があるという人をと探していました。
そして共通の友人にそれならばという事で大西さんを紹介して頂きました。
完成までに何度か訪問して頂き、実際にパエリアを食べて頂き、テントサウナに入りイメージを重ねて頂き設計をして頂いたサウナは、一緒に入る人と自然に会話が弾むように、ストーブを囲む設計になっており、そして飽くまで庭を邪魔しない形・色が使われていて、シンプルでいて心落ち着く空間になっています。
木材一つ一つが丁寧に作り込まれていて、優しく大きな木に包まれているような、そんな感じがします。
そしてフレッシュな空気が常に循環しており、高い湿度でしっかり身体も温まり出来栄えには大変満足しております。
「円相サウナ」の名前のエピソードですが、初め大西さんから円相をバックに描くというイメージを頂いたとき驚きました。
というのは庭を設計した斉藤勝雄先生の唯一のお弟子さんである枡野俊明先生に横浜まで会いに行ってきた時に、禅の考えを取り入れた庭のアドバイスを頂いており、円相とは禅の書画ということで、まさにサウナと庭がつながった瞬間でした。
デザイナー コメント
大西功起
今回、デザインするにあたり、植月さんが施設を訪れる方々に、どのような時間を過ごしていただきたいか、想いを一緒にサウナに入りながらお聞きしました。
その中でサウナの立ち位置を考えたときに、お庭やお屋敷、料理はとても華やかだったので、サウナは逆に、瞑想的なシックな空間にし、入る人同士がゆっくりと落ち着いて、おしゃべりしながら入れるものが良いと考え、フレッシュエアーやベンチのレイアウトを意識しました。
この唯一無二の建物とお庭のサウナという事で、名前には意味を持たせたいと思い、人の繋がりの縁・話しやすい円形、サウナ後のパエリア鍋の丸・日本庭園の魅力を探っていったときに、禅の「円相」にたどり着きました。
仲間と語らった後は植月さんの素晴らしいサ飯が待っています！
是非、日本最大の魅力が詰まった庭園サウナにご来店いただければと思います。
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