コラム

働 / Artistry team

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【社員紹介コラム】

営業開発課 3D職人チーフ 

嶋村 侃士

~挑戦を楽しみ、木工の未来をデザインする~

--- キャリアの出発点と入社のきっかけ

北九州市立大学の建築学科を卒業後、大学院では「木造工法の自動化」をテーマに研究を行っていました。
ロボットアームで木材を自動加工したり、ライノセラスやグラスホッパーでプログラミングを行うなど、最先端のデジタルファブリケーションに打ち込んでいました。

「研究と並行して、ものづくりの楽しさにどんどんのめり込んでいきました。これを仕事にしたいと思ったのが就職活動の出発点でした。」

就職活動の中で出会ったのがアーティストリー。インターンを通じて職人との関わりや教育制度の充実を知り、新卒として入社を決意しました。

--- 入社直後の試練と成長

入社して間もなく、3D担当の先輩が独立。結果として、主要な3D案件を一人で担うことに。

「正直不安もありましたが、周囲に相談できる人が多く、意外となんとかなると実感できました。」

最初の大きな仕事は北海道ルスツリゾートのサウナデザイン。提案から施工までを経験し、実務でどう実現するかを初めて学んだ大きな転機となりました。

実績ページ → https://x.gd/X8SR9

--- 印象に残る仕事と成果

2年目には愛知県庁舎の木質化プロポーザルに挑戦。自身のデザインが採用され、日本空間デザイン賞の入賞やアジア3大アワードの1つといわれるKデザインアワード金賞などを受賞しました。

「東京出張に向かう新幹線の中で形を思いついたことを今でも覚えています。日々の積み重ねが確かな成果に結びついた瞬間です。」

実績ページ → https://x.gd/83svt

--- 業務内容とやりがい

仕事の6~7割は3D CADを用いたモデリング。図面やイメージから実現方法を検討し、納まりを考え、職人が加工できるデータへと落とし込む役割を担っています。

残りの業務はデザイン提案や見積もり、企画開発、社内の新規プロジェクトなど多岐にわたります。

「自分のデザインが形になるのはもちろん嬉しいですが、最近は複雑なデザインをどう実現するか、作り方を考えることに面白さを感じています!」


Q&A:ここで一問一答

Q:入社してギャップはありましたか?
A:想像以上に多くの挑戦を任せてもらえる環境でした。大変でしたが、不安より“やるしかない”という気持ちが強かったですね(笑)

--- 職場の雰囲気と仲間

社員数は40人ほど。互いの顔や性格がわかる規模だからこそ、仲間意識が強いのも特徴です。

「困ったときに相談できる関係性が自然にある。仕事の関係でありながら仲間という感覚が強いです。」

--- やりがいとこれからの挑戦

「木工の会社だからこそ、木をベースにしつつ多素材との組み合わせに挑戦したいです。木の魅力を引き立てる新しいデザインを提案していきたいですね」

--- プライベートと大切にしている時間

休日は出かけることが多いです。最近はバンジージャンプに挑戦したり、富士山に登ったり、今年は万博にも行きました。会社に入ってからサウナが好きになり、休みの日にサウナに入りに行くこともあります。新しい景色や体験に出会える時間を大切にしています。

食べることも好きで、特に麺類はよく食べます。福岡にいた頃は豚骨ラーメンやうどんを食べることが多かったですが、愛知に来てからはきしめん、台湾ラーメン、二郎系ラーメン、岐阜タンメン、あんかけスパゲッティと、選択肢が一気に広がりました。麺のために仕事を頑張っています!(笑)


Q&A:学生へのメッセージ

Q:どんな人にアーティストリーは向いていますか?
A:新しいことに挑戦したい人、若いうちからスピード感を持って成長したい人、そして“ものづくりを0から100まで楽しみたい人”です。工場を自由に使ってDIYできる環境もあり、挑戦を楽しみたい人には最高の場だと思います。


まとめ

研究からスタートし、業務で経験を積み重ね、数々のプロジェクトを形にしてきた嶋村さん。
前向きな姿勢と挑戦心が、これからの木工デザインに新たな可能性を広げています。

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