制作実績
「第2名古屋三交ビル」は先進のオフィス空間としての快適性と利便性を追求しながら、環境負荷を軽減し、脱炭素を推進するなど多様なニーズにお応えします。また、オフィスワーカーを含めた地域コミュニケーションの創出を図り、大規模な地震による災害時には帰宅困難者を受け入れるなど、防災機能の向上に寄与し、地域へ貢献します。
三重県産の木材を使用し、美しい曲線が印象的な1階エントランスMUQUA。木材に包まれた空間は、穢れていなく純真な気持ちにさせてくれます。毎日訪れるエントランスだからこそ、安心を与え、包み込んでくれる場所に。(第2名古屋三交ビル公式HPより引用)
人々が待ち合わせ場所に集いたくなるような、モニュメントとなるベンチが空間の中央に鎮座します。空間全体を覆う木材の構成がダイナミックさと軽やかさを演出します。
壁面の木製ルーバーと親和性を持たせたベンチ。
流れるシルエットのベンチがルーバーの隙間に挿入され疎密によって人々の居場所を創出します。
営業開発部 大西 功起
このプロジェクトは2021年コロナ禍で行った「わの休憩所」プロジェクトを竹中工務店さんが見てくれており、ご縁をいただきました。名古屋駅近くのオフィスビルに、地域材を使い、こんなにも豊かな空間を創造するお話をいただき、とても嬉しかったです。皆様に永く愛される空間になる事を願っています。
株式会社竹中工務店 設計者 コメント
設計部 伊藤 貴弘 氏
設計(イメージ)→製作設計→施工までの仕組に、事業主要望の木をつかう、という流れまで構築でき、みたことのないようなベンチを実現できたのはアーティストリーさんのおかげです。製作途中においても、強度検討や取り合い等、現物で会話ができたことがよかったです。開業後、オープンスペースで過ごす人々の憩いの居場所になっています。今後もいろいろなチャレンジを一緒にしたいと思います。