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【社員コラム】営業開発部 2年目同期の対談:松崎 × 佐野

~切磋琢磨する若手の等身大の姿~

今回は、入社2年目を迎えた営業開発部の若手ホープ、松崎と佐野の対談をお届けします。

がむしゃらに駆け抜けた1年目を経て、彼らが見据える「2年目の景色」と「これからの武器」とは。切磋琢磨する若手の等身大の姿に迫りました。

―― いい意味で、入社前のイメージを裏切られたことはありますか?

松崎:業務領域の広さが一番のギャップですね 。入社前は、3DCAD(Rhinocerous, Grasshopper)を使ってモデリング補助やデザイン、製品開発をするのがメインの仕事だと思っていたんです 。ですが実際、営業開発課の一員としての業務内容はお客様との交流からはじまり、製品を形にして届けるまでを一貫して担っていることを知りました。木工についてはもちろん、幅広い知識と技術が必要で、1人の社会人として大きく視野を広げられる部署だなと実感しています 。

佐野:僕も同じで、すごいギャップがありました。3D CADをやりたくて入ってきたけれど、実際は現場にも行くし、広報もやります。今、会社がリブランディングに向けて経営理念をブラッシュアップしているところなのですが、そこに1年目から主軸として参加させてもらえたりして。「1年目だから」というフィルターや制限が一切なく、本当に自由にやらせてもらった1年でした。

―― 1年前の自分に声をかけるなら、なんと言いますか?

佐野:当時はまだ22歳で、学生気分というか「アルバイトの延長」のようなマインドがどこかに残っていたんです(笑)。でもこの1年で、だいぶ社会人として大人になれました。「これから少しずつ分かるようになっていくから、大丈夫」と言ってあげたいですね。

松崎:「頑張れ!」の一言です。常に挑戦を繰り返し、状況に応じて柔軟に動ける対応力が求められる環境です。当時の自分には、とにかくエールを送りたいですね。

―― 2年目になって、1年目と『ここが変わったな』と思う景色や感覚はありますか?

松崎:1つの作品を創ることに、本当に多くの人が関わっていると強く意識するようになりました。1年目は図面を描くことに必死で、「どうすれば社内の職人さんに伝わるか」ばかりを考えていました。でも今は、納品前後にお客様にお会いする機会も増え、より広い視野でものづくりを理解していかなければならないなと感じています。

佐野:僕の場合は、デザインに対して考え方が大きく変わりました。学生時代は「形が良ければいい」という自己満足で終わりがちで、構造的な裏付けが弱く、先生からも「形はいいんだけどね」と言われることが多かったんです。でもArtistryには、どんなに難しい形状であっても形にできる「技術」と「知識」の環境があります。その中で揉まれたことで、構造や実現可能性まで踏み込んだ、深みのあるデザインへと意識が変わってきました。

―― 最近、いちばんテンションが上がった(嬉しかった)瞬間は?

佐野:自分がデザインから関わったホテルの案件 を納品した時が一番嬉しかったです。当時はまだ僕が直接お客様とやり取りする立場ではなかったので、上司が対話を進めてくれていたのですが、実際の現場に行った際、お客様のリアルな喜びの声を直接聞くことができて。あの瞬間は本当にテンションが上がりました。

松崎:僕はごく最近のプライベートです。元々、鹿児島に住んでいた時期があって鳥刺しが大好物です。愛知に来てからも、鳥刺しを扱っているお店をずっと探していたんです。そうしたら先日、たまたま入った居酒屋で、鹿児島から鳥刺しを取り寄せているこだわりの店を見つけて!ようやく巡り合えた地元の味に「おーっ!」と大興奮しました。しかも、その店は家から徒歩10分程度で(笑)

―― 逆に壁にぶつかった時、どうやって乗り越えましたか? 周りは助けてくれた?

松崎:「気合い」です(笑)。今でも、新しいことばかりで常に壁にぶつかり続けている感覚はあります。でも、それが当たり前だと思えるようになりました。わからないことは先輩を頼ります。あとは自分がどれだけ頑張れるか、精神力ですね。

佐野:(頷く)

―― お互いが壁にぶつかっている時は、声をかけ合ったりするのですか?

佐野:あえて声はかけすぎず、優しく見守るスタンスです。

松﨑:(頷く)佐野くんが頑張っている姿を見ると、自分も刺激をもらえます。

―― 自分よりずっと年上の職人やお客さんと接する時、意識していることはありますか?

松崎:職人さんとは、自然体で接することができていると思います。お客様と交流する場面では、Artistryの代表として緊張感を持って話すように今は特に意識しています。正直、どっと疲れることもありますが(笑)、その分「まだまだ勉強不足だな」と身が引き締まる思いです。

佐野:良いのか悪いのか分からないですけど、僕は結構割り切っちゃっていますね。入社してまだ日が浅いことは向こうもなんとなく感じ取っていると思うので、取り繕わずにフレッシュさをそのまま強みにして、自然体でいくようにしています。

―― お互いを見て、1年でいちばん成長したと思うところはどこですか?

松崎:佐野くんは建築学の卒業なので、3DCADのデザインや模型作りはもともと経験していたと思います。でも、実際の私たちの業務では、人が乗ったときの耐荷重や、木ならではの割れや反りなどの素材の特性を考慮してデザインしなければなりません。最近の佐野くんの、そうした木の知識についても積極的に学ぼうとする姿に、良い刺激をもらっています。

佐野:松崎さんは、大学院時代から3Dの技術がもともと凄かったんです。でもこの1年で、その3D技術に「効率化」という新しいスキルをうまく融合させている印象があります。一つひとつの作業を細かくやりつつも、「いること・いらないこと」の判断がすごく上手で、シンプルかつスピーディに進める力は本当に群を抜いているなと思います。

―― ぶっちゃけ、お互いのことライバル視してる? それとも助け合い派?

松崎:社内で誰かと競い合うという意識はあまり持っていないです。それよりも、お互いに刺激をもらいながら、まずは自分の力をどれだけ伸ばせるかというかに集中していますね。

佐野:そうですね。それぞれ担当している案件や、業務内容が違いすぎるので、ライバル視するという感覚にはならないです。……あ、でも僕だけやけにいじられてるな、とは思いますけど(笑)。

松崎:(笑)。僕らの部署(営業開発)は人数が少ないので、一人の力量がチーム全体を左右するように感じます。だからこそ、ライバルとして競うより、今は個々の力をとにかく高めて、それぞれの専門領域を明確に確立していく時期です。ときには、それぞれの業務を助け合う場面ももちろんありますが、基本的には各々がスキルアップしていくべきだという良い緊張感を持っています。

―― 今年1年で、これだけは『自分の武器』にしたいとおもっていることは?

松崎:僕は今年、サウナ関連のプロジェクトを多く担当させていただいています。木工家具としてのデザイン枠を超えて、良いサウナの作り方に関する知見を全般的に身につけたいですね。社内外で、サウナデザインについて深くディスカッションしていきたいです。

佐野:いじられキャラが板についてきて、社内の関係性ができてきたのも一つの武器ですが(笑)、やっぱりデザインの幅をもっと広げたいです。実際の案件では予算が合わないことも多いので、そうした制約がある中でも、予算内に収めつつ魅力を損なわない「提案の幅を持ったデザイン」を自分の強みにしていきたいですね。

―― これからは「先輩」という立場になりますが、どんな後輩と一緒に働きたい?

松崎:ものづくりが好きな方です!その上で、柔軟に自分を変え、受け入れられるような人が適していると思います。

佐野:「チャレンジ精神」がある人ですね。営業開発という部署は、製造のように専門学校で学べる環境が少ない分、一見ハードルが高く見えるかもしれません。でも入ってみると、最初に必要なのは3D技術の高さよりもマインドです。僕も知識を自分だけで止めるのではなく、入ってきた後輩にどんどん流して、一緒に成長していきたいですね。新しく入る子が負けそうになったときには、僕らがちゃんと見守るので、安心して飛び込んできてほしいです!


インタビュー中、お互いの成長ぶりを驚くほど細かく、具体的に褒め合っていた姿がとても印象的でした。それぞれが全く異なる強みを持ち、目指す武器も明確だからこそ、無駄にライバル視することなく、個を高め合う最高のバディになれているのだと感じます。 どんな壁にぶつかっても「最後は気持ちと気合い!」と笑い合えるタフな二人ですが、お互いが苦しい時には「あえて声はかけすぎず、優しく見守る」という独特の信頼関係も、営業開発部ならでは。新しく入る後輩にとっても、これ以上なく心強く、背中を追いかけたくなる2年目の等身大の姿を見せてくれました。

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